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グラブル9周年ストイベ【前編】感想(ネタバレあり):演算世界でのIFルートシミュレーション

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グラブル:9周年ストイベ「and you」前編あらすじ&感想

 主人公(グラン・ジータ)の子ども時代に家族のような存在がいたとしたら… 

 こんばんは、ラングです。
 2023.2.25からグラブルの9周年記念シナリオイベント『…and you.』が開催。

 過去の周年記念イベントいずれも壮大なシナリオで、特に近年では1週間ごとの分割にするほど大ボリュームで提供されており、グラブル世界の重要キャラたちも多数登場するので見応え抜群なんだよね。

 ちなみに『…and you.』については三部構成になっている。

 2.25から遊べるのは前編「Day of Good-Bye」の部分のみで、翌週の3.4に中編「Hello,Worlds」が、翌々週の3.11に後編「I’m fine,thank YOU」が開放される仕組み。

 ひとまず前編シナリオを遊んできたので、ストーリーのまとめがてらにメモっていこうかと思う。

 なおネタバレ含むので、遊んでない方は先にイベントやってきてから見ること推奨!

ラング

 今回は「演算世界」が舞台となっていて、アドベンチャーゲームのルート分岐のような表現が新鮮で面白かった。

9周年記念シナリオイベント予告動画

 最初にグラブル公式のYouTubeチャンネルにて公開されている「9周年シナリオイベント予告動画」を紹介しておく。イベント内容については触れられていないが、キーパーソンとなるキャラたちは認識できるだろう。

オープニング

主人公とオロロジャイアの性別

 最初に伝えておくことがあって、主人公の性別を男(グラン)・女(ジータ)のどちらにしてるかによって、シナリオ上でのオロロジャイアの性別が一部変更される。筆者はグランで遊んでいるので、ジータ使いはちょい違和感あるかも。

  • 主人公:男(グラン)の場合 = オロロジャイア:女性態(CV:徳井青空)
  • 主人公:女(ジータ)の場合 = オロロジャイア:男性態(CV:日野聡)

熱にうなされる主人公

 開始直後のオープニングでは、幼少期の主人公が熱を出して寝込んでいる。そばで付きそうのは相棒ビィ君だが、他にも2名ほど見知らぬ(?)人物たちが看病してくれていた。

 ロジャーと呼ばれた人物は薬と温かい飲み物(大根と蜂蜜シロップのお湯割り)を飲ませてくれ、シンクと呼ばれた少年は汗をかいた服の着替えを手伝ってくれる。ビィを湯たんぽ代わりに主人公は眠りに入って…

 場面は一転してグランサイファーに。
 現実世界の主人公も同様に発熱して寝込んでいるらしい。しかも医者にもらった薬も効いていないようで、数日経っても熱が下がらない状況に、ビィ・ルリアは不安になっていく。

豪華なイベント報酬

 『…and you.』は周年記念イベントだけあって、通常のストイベとは段違いの報酬ラインナップとなっている。とくに3.4更新の中編クリア後に得られる報酬で「セフィラ玉髄」が貰えるのは大きいね。

 加えたい十賢者がいるなら「賢者加入用トレジャーセット」が普通にオススメだし、全員加入済み or 急ぎで礎武器の凸を進めたい人は「ニューワールド・クォーツ」を選択するのもあり。

第1話:「・|・・|・・・」

 話タイトルが意味不明。演算という表現もあるから多分2進数なのかな?
 であれば多分「01001000」と考えて、10進数だと”72”、16進数だと”48”。もしくはASCIIコードで「H」?

 ん~現状ではわからん。

親子と楔の邂逅

 ザンクティンゼルの森にて赤子を抱えて歩く男が一人。そこにオロロジャイアが現れて語りかける。赤子を抱えた男は主人公の父親で、赤子=特異点=主人公のもよう。

 オロロジャイアは自身が”楔”であること、今話している世界は”演算世界”であること、いかなる演算ルートでも主人公は生まれてくるため”特異点”になりうることを伝えていく。

カルムの少年「シンク」

 主人公の少年期まで時が経過。父親は島から旅立っており、その最中で父親の手紙を携えてザンクティンゼルにやってきたカルム族の少年シンクも一緒に暮らすことになった。

 シンクは磨かれた武術の腕と優れた身体能力を持っており、かくれんぼ等の遊びでもその能力を発揮し子どもたちから尊敬の目で見られて照れる。(ちなみにシンクは十天衆シスの本名。この演算世界ではカルムの悲劇が回避されたっぽいのでシスにはならなそうだが)

 隣人の少年アーロンを交えた遊びの帰り、母親と帰る姿を見た主人公は寂しさを覚える。そこでシンクは稽古をつけるから強くなったら一緒に父親を追いかけようと提案。ビィも同意し、オロロジャイアからも魔法を教えてもらうことに。

15歳の誕生日

 シンクやオロロジャイアとの訓練の日々が過ぎ、主人公は15歳の誕生日を迎えていた。自宅でバースデーを祝いながら、流れた月日の長さを語り合う面々。

 いよいよ旅立つ決意を決めた主人公が話をする中で、不意になにかの墜落音が野原の方から聞こえた。一同が急いで現場に向かうと騎空艇というには小型の艇が墜落しており、その中には怪我をした女性がいた。

元帝国騎士「カタリナ」

 小型艇から救助した女性は元エルステ帝国中尉のカタリナ=アリゼ。空すら見たことがない”とある少女”の監視任務を受けていたが、関わる内に彼女を救うべく動いた点はメインストーリーと同じ。

 ただしこの演算世界では少女とは一緒に脱出できておらず、いまだ監禁されたままという。そこで主人公はカタリナに少女救出の協力を持ちかけた。ビィは主人公が鍛錬を積んでいること、シンクがカルムの武術を修めていることを伝え、カタリナは協力を受け入れる。そして、少女救出にザンクティンゼルを出立した。

第2話:「・|・・||||」

 やはり話タイトルが(以下略)
 「01001111」と考えて、10進数だと”79”、16進数だと”4f”。ASCIIコードなら「O」かな。

デッドエンド01「撃墜」

 オロロジャイアの操縦する小型艇でザンクティンゼルを発ち、少女が囚われている研究所へと向かう。カタリナの案で正規外の発着場に降り立とうとするが、突如”熱源反応”を感知して警報が鳴りひびく。

 急いで急旋回しようとした次の瞬間、小型艇に砲弾が命中。白光に包まれて一行は撃墜されてしまった。

 ただし、これは演算世界。
 オロロジャイアが少し時を巻き戻し、違う場所に着陸する案を出して物語は進む。

青い髪の少女「ルリア」救出

 研究所に侵入し、見張りの兵士たちの監視をかわしつつ少女ルリアが囚われる部屋へ到達。カタリナは彼女を連れて逃げようと伝えるんだけど、ルリアが迷惑をかけるから…とそれを拒否してしまう。

 そこでさすがの主人公。有無を言わさず手を引いてルリアを部屋から連れ出し、仲間たちとともに研究所を強引に脱出。初めて見た空の雄大さに感動するルリアだった。

ポートブリーズで縁をつなぐ

 ルリア救出後、ポートブリーズ群島へ降り立った主人公たち。そこで先輩騎空士アポロニアに世話となり、商人(シェロかな?)や操舵士ラカムを紹介してもらう。アポロとラカムの幼なじみ設定については、こんな世界線もあったんだなぁとちょっとエモくなった。

 あと小型艇からグランサイファーへと乗り換えたことで、操舵の役目から解放されたと思ったオロロジャイアさん。けど、ラカムから今後も代役時によろしくと言われて複雑な心境になってたね。

ルーマシーの少女と星晶獣

 父親の足取りを追うため、かつて仲間だった星晶獣ロゼッタがいるというルーマシー群島に向かう。島の星晶獣ユグドラシルにルリアが話を聞くと、ロゼッタは大火災から森を護るために重傷を負い”核”の状態になってしまった…、救ってくれたら空図の欠片を渡すと。

 そこでシンクが隠れていた少女イオを発見。メインストーリーとは違い、両親を失った後はロゼッタに救われてここにいるらしい。ロゼッタ復活の案として”死を奪う星晶獣”がいるという情報をイオから聞き、彼女も連れて「霧に包まれた島」へと向かう。……しかし不穏な影も動き始めていた。

デッドエンド02「涯ての少女」

 霧に包まれた島へ到着した一行。件の星晶獣を探しているとルリアが異様な存在を感知し、近づく気配にシンクが反応する。異様な存在は半ばゲル状の身体になっている女の子(シンシャ)だった。

 中々見ていて痛ましい姿かつ青髪=”涯て”の力が流れ込んでる状況。楔の成れの果て(カムヅミ)の遺骸ということはもう…。

 状況から女の子は”ともだちを取り返す”=「死を奪う星晶獣」と接触するのが目的らしい。カムヅミから死の概念を奪うことは世界崩壊につながるとロジャーは言い、一行は女の子を止めるための戦闘へ突入。

VS 涙の海に浮かぶ少女

 2話-4で「涙の海に浮かぶ少女」とのバトルが発生。
 通常攻撃で進めつつ、指示されたタイミングでアビリティを使うだけなので難しくはない。シンク&カタリナ&ラカムの連携カットインはかっこよかったね。

このルートは失敗

 仲間の連携攻撃で作ったスキを突こうとする主人公。しかし少女の悲痛な声に手が止まり…、逆に身体を貫かれた主人公は絶命してしまった。呆然とするルリア、泣き叫ぶビィ。

 ロジャーはルートの失敗を結論づける。時間干渉で少し巻き戻しても、ルリアの命のリンクで蘇生させても、優しい主人公は少女に手を下せない。もっとずっと前から…カムヅミにも干渉しつつやり直さければと。

9周年ストイベ前編の感想

 序盤はロジャー・シンク(シス)が主人公と家族同然の付き合いで進んでいく、グラブルIFルートみたいな感じで新鮮さが勝っていた。けれど途中から主人公への殺意高めの展開となっていき、訪れるデッドエンドを回避するためにロジャーが都度頭を悩ませている様は”某死に戻りアニメ”のようで、続きが非常に気になった。

 3.4(土)から開放される中編に関しても要注目といったところだね。

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