記憶のない漂白者となり幻想と文明の混じる世界を探索しよう!
こんにちは、ラングです。
今回は2024.5.23よりマルチプラットフォームで展開されているオープンワールドアクションバトルRPG
『鳴潮(メイチョウ)』をご紹介!
パニシング・グレイレイブンが人気の”KURO GAMES”待望の新作♪
今作は広大なオープンワールド、ハイエンドなアニメ風キャラ、抜群のスタイリッシュアクションバトルが同居する、非常に意欲的な作品に仕上がっている。
リリース後に実際プレイした内容も踏まえて『鳴潮』についてのレビュー、というかゲーム紹介をしていこうと思う。
2024年のリリース前時点で事前登録数3000万に到達していた超期待作。開発が進んでいた頃よりもさらにブラッシュアップされてリリースした本作はかなり楽しみだった。
鳴潮とはどんなゲーム?
『鳴潮(メイチョウ)』は、スマホ向けARPG”パニシング・グレイレイブン”で知られる KURO GAMES が提供するオープンワールドARPG。
プレイヤーは記憶を失った”漂白者”として世界(ソラリス)に降り立ち、同行者たちの協力や新たな出会いを経て、少しずつ世界の謎に触れていくことになる。
戦闘面に力を入れていると開発が言うだけあり、本作のバトルはスピード感あふれるスタイリッシュアクションで行われる。単なる殴り合いではなく、回避や敵の攻撃に合わせたパリィなどで被弾を抑えつつ、キャラの連撃や大技を叩き込むのは慣れると非常に爽快で楽しい。
マルチプラットフォームでの展開となる本作は、PC・iOS・Androidで5.23に同時リリースされている。(ちなみにPS5などコンシューマ機についての対応情報は現状なく、今後出るかは不明)
- 【タイトル】鳴潮 – Wuthering Waves
- 【ジャンル】オープンワールドアクションRPG
- 【リリース】2024.5.23
- 【提供会社】KURO GAMES
『鳴潮』のダウンロードはこちら
鳴潮を遊べる端末のスペックは?
『鳴潮』を遊ぶためのスペックも公式より案内されているので、理解しやすいように一旦まとめてみよう。
※下記のデータ容量はリリース時点(2024.5)のもの。今後のバージョンアップによって要求データ量は増えていくと思われる。
『鳴潮』iOS版
推奨 スペック | データ容量 ・12GB以上の空き容量 デバイス ・iPhone13以降のモデル ・A15以上のプロセッサ搭載したiPad システム ・iOS 15.0以上 |
最低 スペック | データ容量 ・12GB以上の空き容量 デバイス ・iPhone 11以降のモデル ・A13以上のプロセッサ搭載したiPad システム ・iOS 14.0以上 |
iPhone、iPadともに快適に遊びたいなら2021年以降の発売モデルがほしいところ。2019年モデル(iPhone11)が最低スペックなので、快適に遊ぶための要求性能はけっこう高いかと。
『鳴潮』Android版
推奨 スペック | データ容量 ・12GB以上の空き容量 デバイス ・Snapdragon855、Dimensity1000、 Kirin990、それ以上のCPU搭載機種 システム ・Android 9以上 |
最低 スペック | データ容量 ・12GB以上の空き容量 デバイス ・Snapdragon8 gen1+/gen2/gen3 または同等性能を持つMediaTekのCPU搭載機種 システム ・Android 7.0以上 |
Androidはメーカーや端末毎の性能差がけっこうあるので、快適に遊ぶなら新しめでスペック高めの端末を用意したいところ。
『鳴潮』PC版
推奨 スペック | データ容量 ・25GB以上の空き容量 (SSDへのインストール推奨) デバイス ・Intel core i7 [第9世代]/Ryzen 3700 ・16G RAM/dGPU (RTX 2060/RX 5700XT) システム ・Windows10 64bit版~ |
最低 スペック | データ容量 ・25GB以上の空き容量 デバイス ・Intel core i5 [第9世代]/Ryzen 2700 ・16G RAM/dGPU (GTX 1060/RX 570 /第11世代intel内蔵グラフィックス) システム ・Windows10 64bit版~ |
PC版のスペックも割と高い。画質やFPS、ライティングなどを制限すれば2017年くらいのゲーミングPCでも遊べなくはないが…。快適に遊ぶなら2022年以降で、中ランク以上のCPU・GPUを積んだモデルが望ましい。
鳴潮の事前登録特典
事前登録数3,000万突破達成と、リリース前からの期待度は非常に高いものがあったね。
ゲーム開始後、条件を満たすと以下の特典が配布される。(受け取りはゲーム内でメール機能が開放されてから)
事前登録/SNSマイルストーン特典
- 高級共鳴強化剤×10
- 旅のしるし「旅の始まり」
- シェルコイン×80,000
- 星声×200
- 唱喚の渦模様×20
- 夜帰の魂シリーズ武器選択箱
星5金音骸召喚
- 事前ガチャで獲得した任意の音骸1体
- 最高レア星5(2024.6.6まで実施中)
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鳴潮の注目したいポイント
- 高品質アニメ級のキャラグラフィック
- 自然と文明が混じるオープンワールド
- 超スタイリッシュなアクションバトル
- 多彩な育成要素・やりこみコンテンツ
- 読めない漢字と独自用語の組み合わせ
超品質アニメ級のキャラグラフィック
『パニグレ』の時点でもキャラの美しさには定評があったが、『鳴潮』に登場する各キャラクターデザインは、塗りのテイストや衣装の細かい部分なども含めて”高品質アニメ”に匹敵するくらいのクオリティを感じる。
キャラ1体1体の造形がとても魅力的で、イベントシーンでの表情変化やモーションが素晴らしいね。最高レアの星5はいわずもがな、星4キャラであっても手は一切抜かれていない。一部は配布加入するのもありがたいところ。
自然と文明が混じるオープンワールド
オープンワールドでは各ロケーションの雰囲気や探索要素がとても大事。『鳴潮』は拠点から離れた自然豊かな場所(山・川・洞窟 etc…)と、人々の集う文明の発展した場所(街・基地 など)で雰囲気ががらりと変わる。
最初の拠点「今州城」では、アスファルトの地面や大型の車、サイバーチックな機器がある一方で、木や植物・石などの温かみのある建物構造もあったりする。古典的でも、メカメカしすぎでもない文明発展が感じられる世界観は不思議と新鮮に思える。
あと探索していて感動したのが”壁走り”。特定のキャラの技能とかではなくデフォルトで可能。高い所に登る時、ガケをゆっくり登っていくゲームはよくあるけど、『鳴潮』はそれだけでなくガケを走って高速で上まで登れる仕様。
高所からのグライド飛行、発見したワープポイントへの転移、回復可能&周辺マップが解析される中枢塔、様々な収集アイテムなどなど。よくある探索手段も一通り完備されており、オープンワールドの世界がとても遊びやすく感じた。
超スタイリッシュなアクションバトル
『鳴潮』の最たる注目ポイントはやはり戦闘面。スピード感のあるアクションコンボを決めて、敵にガンガンダメージを与える様は非常に爽快。
キャラ固有の共鳴解放(必殺技)や、交代時にゲージを溜めてると発動する終奏スキルなどは、エフェクトや効果が非常に強力なので発動するだけでも楽しい。
また、強敵との戦いは攻撃で受けるダメージが大きいため、単なるゴリ押しでは倒す前にやられかねない。回避主体の立ち回り、ジャスト回避からの派生攻撃、タイミングを図ってのパリィ(攻撃弾き)、共振度を削って無力化するなどなど。適したアクションを取って、有利に戦闘を進めるテクニックも重要。
多彩な育成要素・やりこみコンテンツ
キャラクター育成要素も多彩。キャラと武器レベル、音骸セット、スキル強化それぞれに異なる素材が必要なので、各地を探索したり敵を倒したりとやることは多い。
とくに、敵を倒した際に一定確率で出現する残影を吸収すると、「音骸」という召喚可能な装備になる。特定セット効果によるキャラ強化の他、データドックというスタミナ上昇に関わる機能のレベルも上がるので、敵との戦闘はしっかりこなしていきたいところ。
ストーリーを進める中で戦ったボスとは、強敵討伐という形で何度も戦うことができる。キャラのレベル上限突破に必要となるが、元ボスというだけあってやはり強い。現状強化できる範囲でしっかりキャラを強くしてから挑みたい。
読めない漢字と独自用語の組み合わせ…
マイナスポイントってほどでもないのだけど、「読めない漢字」「独自用語」の組み合わせが序盤から物語に組み込まれており、物語の理解に関してはちょっと難儀するかもしれない。
最序盤で仲間になる女の子たちも「秧秧(ヤンヤン)」「熾霞(シカ)」「白芷(ビャクシ)」とパッとは読めないし、物事の説明に口伝や専門用語が当たり前に使われていたりなので難解な感じに…。
ストーリーを進めていく内にキャラ名や用語内容は少しずつ理解できてくるので、最序盤から全部理解しようとせずに雰囲気で流していってしまうのもありかと。
キャラの名前については細かいアップデートによる調整で、会話時にフリガナが振られるようになった。少なくともストーリー会話中にキャラ名がわからないというのは解消されたと思う。
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鳴潮の課金要素
キャラ・武器のガチャ「集音」
課金要素とは書いたが、ガチャはゲーム内で回収できる石や星声を使って引くことができる。ただし天井を狙うならまとまった数が無いと足りないので、計画的に溜めて使うか、もしくは課金して不足分を補うかになる。
ちなみに序盤でプレイヤー(漂白者)と行動する協力者の女の子たちは、ストーリー進行にともない星4の配布キャラとして加入してくれる。これは嬉しい。
とはいえ、他のほとんどのキャラはガチャ(集音)で引き当てる必要がある。『鳴潮』のガチャは天井ありの方式で、80連以内に星5が必ず排出される仕組み。限定キャラについては50%ですり抜けるが、その場合は次の80連以内に確定で出現する。(限定ガチャで引けなかった場合、天井までの回数は次の限定に持ち越し可能)
対して武器についてはすり抜けなしのため、80連でピックアップ武器が必ず手に入る。いわゆるモチーフ武器が欲しい場合は狙いやすい仕様なのはいいね。
他ゲーで例えると『原神』『崩壊:スターレイル』の方式に近く、あれらよりも優しめのガチャ仕様になってるね。
初心者向け集音で★5を2体狙える!さらに…
他にも2段階に分かれた初心者向けガチャがあり、段階1「初心者集音」では50連以内に星5の恒常キャラが1体確定で排出される。星5キャラが出ると50連に満たなくても終了してしまうが、次の段階に早く進めるので損にはならない。
段階2「初心者応援セレクト集音」では恒常星5キャラから1体を指定し、80連以内にその星5キャラが排出されるというお得な方式に。序盤は手持ちキャラが少ないので、入手済みの星5を凸るより未入手キャラを狙った方がいいだろうね。
さらに課金要素ではないけど、運営がリリースのお礼として「潮波の恩返し」チケットをゲーム内メールで配布している。(受取期限は2025.5.22)
なんとこのチケット1枚で、恒常星5キャラから好きな1体と交換できるという破格のサービス。上記の初心者ガチャと合わせれば、少ないリソースで最大3体の星5キャラを確保可能。
鳴潮の評価まとめ
- 文明発展も感じられる自然豊かなオープンワールド
- 高品質アニメ調グラフィックが魅力のキャラたち
- 派手かつスタイリッシュで爽快感抜群のバトル
- 読めない漢字や難解な言い回しが気になるところ
『鳴潮』はPC/スマートフォン向けのオープンワールドARPG。人々の集うところは現代様相な文明発展をしていて魅力的だし、拠点を離れれば自然豊かなフィールドロケーションがプレイヤーの冒険心をくすぐってくる。
フィールドではジャンプ・壁登りなどの基本操作は当然のこと、壁走りや滑空飛行などで広大なエリアを快適に探索できる。さらにデバイスに登録されたツールを使って、指定ポイントにかぎ縄で高速移動したり、落ちているブロックを掴んで投げたりと多彩なギミック操作を楽しめる。
そしてアニメデザインの美麗なキャラたちは、見ているだけで幸せになるクオリティ。そのキャラたちを使った高速かつ洗練されたアクションバトルは、力押しではなくパリィやコンボ、キャラ切替などを使ってド派手な戦闘を楽しめる。
気になる点としては日本で常用しない漢字を使う名前のキャラが複数いたり、物事の説明に伝記っぽい言い回しがあったりで、ストーリーを理解するのに少しとっつきにくくなってるところ。他のゲーム体験は素晴らしいので、いっそ序盤の物語は雰囲気を味わうくらいにした方がいいかも。
総合的にクオリティ含めてかなりの意欲作となっている『鳴潮』。RPGやアクションが好きなユーザーであれば、ぜひ一度遊ぶべきタイトルだと思うよ♪
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©KURO GAMES.
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